今回はメタバースの記事によく出てくるAR、VR、MRについて解説していきます。
AR(拡張現実)
AR(拡張現実)とは
AR(拡張現実)とは名前の通りで映し出された現実世界に拡張的に視覚情報を映し出していくものを指します。VRと違いあくまでも現実の延長線上であることがポイントです。日常に取り入れやすく、マップアプリや家具アプリなどと連携してより視覚的に便利にするサービスなどがあります。顔加工アプリもARです。撮影中の顔にエフェクトを反映させることでさまざまな効果を発揮します。
ARの代表サービス ポケモンGO
ARの代表サービスはポケモンGOです。ポケモンGOではカメラで映し出した現実世界にそこにポケモンがいるかのような演出を行うことができます。
ARの代表デバイス EPSON MOVERIO
EPSON MOVERIOはEPSONがシリーズとして出しているARグラスでスマートグラスとも言われています。価格は5万〜10万円前後です。目の前に液晶テレビのようなものが出てきたり、ミュージアムや娯楽施設での特別な展示でARコンテンツを表示できます。
VR(仮想現実)
VR(仮想現実)とは
VR(仮想現実)とは現実世界を遮断し、映し出された仮想の世界のことを指します。現実世界を遮断するということはVRゴーグルを装着することを意味しています。ARと違い現実では体験できないようなコンテンツを体験することができます。動画視聴を映画館で見るような迫力で見ることができたり、テレワークの会議などをバーチャル空間で行ったりすることができます。
VR代表サービス Horizon Workrooms
Horizon WorkroomsはVR会議ができるアプリで、身振り手振りがリアルに反映されます。また手元のPC画面をVR上に表示して操作することもでき、次世代の会議方法として注目されています。
VR代表サービス Beat Saber
Beat Saberは2020年のVRアプリ有料ランキング1位の次世代リズムゲームです。奥から迫り来るオブジェクトを叩き斬るようなモーションでゲームを進めます。運動量も活発なことからフィットネスとしても使うことができます。
VRの代表デバイス Meta Quest 2
Meta Quest 2(旧: Oculus Quest 2)は一番普及率が高いVRヘッドセットで、ケーブルなどの接続が不要で完全に単体で装着して使うことができます。
MR(複合現実)
MR(複合現実)とは
MRは現実世界と仮想世界を融合させた複合現実と呼ばれるものです。ARのようにオブジェクトを映し出せるところは同じですが、さまざまな方向から見ることができたり実際に触れて操作できたりするのがMRです。MRグラスには高度なカメラやセンサーが付随しているためARグラスよりも高度な操作が可能となり、現実世界と連動しているため現実世界でも利便性の高いサービスが期待されています。
MR代表サービスはまだない
MRグラスは未だ開発中で一般消費者向けのコンテンツは少ないです。マイクラなどは遊べるらしいですが、、、
MRの代表デバイス Microsoft HoloLens 2
Microsoft HoloLens 2はMicrosoftが出しているMRグラスで、主に工学などの分野で使われています。一般消費者向けのコンテンツは現状まだ少ないです。価格も40万円を超えていてなかなか買えませんね。