Meta Quest 2は旧:Oculus Quest 2(オキュラスクエスト2)でMeta社が開発したVRヘッドセットです。
今回はVRヘッドセットで一番普及しているMeta Quest 2のイマを調査していきたいと思います。
Meta Quest 2とは?
Meta Quest 2は2020年10月13日にMeta社が発売したVRヘッドセットです。現在128GBモデルが59,400円(税込)、256GBモデルが74,400円(税込)で発売されています。ケーブルなどの接続が不要で完全に単体で装着して使うことができます。手に持つコントローラも付属しており、バーチャル空間内(以下VR)で両手の役割を担います。
Meta Quest 2の特徴
安全なプレイエリア
VRのゲームを遊ぶ際に気をつけなければならないのは部屋の中の歩き回るエリアです。ゲームに集中していると床のものを踏んでしまうなど事故が発生します。この事態を防ぐべく、プレイエリアを設定する機能が備わっています。これを設定することでヘッドセットを装着していても安心してプレイすることができます。
ガーディアン
先ほどと違い空間の設定をすることもできます。こうすることで机や棚にぶつかることを防ぐことができます。激しいゲームでは手を振り回すこともあるのでありがたい機能です。
高い解像度
Meta Quest 2は単眼で1832 x 1920の非常に高い解像度を持っています。言葉で言ってもなかなか想像できないと思いますが、実際にやってみると圧倒的な綺麗さでビビります。
ミラーリング機能
Meta Quest 2が1つあれば映像をテレビやスマホに移すことができ、友達と一緒にプレイすることが可能です。ヘッドセットにここまでの機能が搭載されているなんてシンプルすごいですね。
動画やライブの閲覧
映像鑑賞もすることができ、YouTubeやNetflix、Amazon Primeなども見ることができます。VR内で見る映画は迫力がすごく、映画館のような大画面で観ることができます。
フィットネス
運動量を計算する機能も搭載されており、カロリー消費量の推定や運動時間の記録を行ってくれます。ボクシングやダンスのVRゲームもあるため室内運動が可能です。
テレワーク
Meta Quest 2ではHorizon Workroomsと連携してVR会議を行うことができます。ビデオ通話よりもリアルにコミュニケーションが取ることができ、今後はより多く活用されていくと思います。ヘッドセットを被ったままパソコン操作をすることができたり、身振り手振りをアバターで表現できたりします。
VRヘッドセットのイマ
それではVRヘッドセットの市場はどう変化してきているのでしょうか。IDCによると2021年、AR/VRヘッドセットの出荷は前年比で348.4%と大きく成長しており、中でもほとんどがVRヘッドセットです。VRヘッドセットの中でもMetaが出荷するデバイスが75%を占めています。
そしてVR市場はさらに加速していくとされており、2021年のVRヘッドセットの出荷台数が936万台に対し2025年には3,280万台になるとされています。
Meta Quest 2の新作は?
Metaは2024年までに4つの新型ヘッドセットを発売すると発表されています。
その中でもMeta Quest 3は2023年の終わり頃に発売されるとされていてディスプレイがさらに進化すると言われています。ただし、まだまだ先の話なので続報を待ちたいところです。
Metaの研究機関であるReality Labsは次世代VRヘッドセットとして「Project Cambria」を2022年9月に発売するとされています。このヘッドセットはARとVRを組み合わせたMR(複合現実)を映し出すことができるそうです。高性能なため、10万円を超えるとの噂も立っています。技術的にめちゃくちゃ進化していて僕もかなり興奮していますので別記事で詳しく語りたいと思います。
Meta Quest 2は買うべき?
新作情報が出回る中でMeta Quest 2を買うか迷っている方も多いと思います。これは僕の意見ですが、Meta Quest 2は買うべきです。ただし、10万円をこえる資金がある方はProject Cambriaの発売を待ってもいいと思います。Meta Quest 3は2023年の発売とされているのでそれまで待っていると流行りに乗り遅れます。Meta Quest 2を持っていればVRのほとんどの知識や体験を網羅でき、最新作が出ても理解が早くメタバースの波に乗ることができます。ぜひ前向きに検討してみてはいかがでしょうか。